玉井陸斗は3メートル板飛び込み3位で2連覇逃す 腰痛発症に「いつもと違う感覚だった」

[ 2021年9月18日 18:04 ]

飛び込み日本選手権第2日 ( 2021年9月18日    日環アリーナ栃木 )

<飛び込み日本選手権第2日>男子3メートル板飛び込み決勝、6本目を完璧に決め意地を見せた玉井陸斗(撮影・小海途 良幹)
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 男子3メートル板飛び込み決勝で、玉井陸斗(15=JSS宝塚)は395・55点で3位となり、2連覇を逃した。須山晴貴(23=栃木県スポーツ協会)が443・55点で初優勝。東京五輪代表の寺内健(41=ミキハウス)は出場していない。

 玉井は3位で迎えた5本目に入水が大きく乱れる失敗ジャンプ。1週間前に腰痛を発症しており「軽いぎっくり腰みたいな感じで、少し痛みがある状態で臨んだ。体の動きを制御してしまい、いつもと違う感覚だった」と振り返った。東京五輪では高飛び込みで7位となり、日本勢21年ぶりの入賞。今大会に向けて、五輪後もまとまったオフを取らずに練習を続けてきた。板飛び込みは24年パリ五輪に向けて本格的に取り組む方針。19日には3連覇の懸かる高飛び込みに出場予定で「連覇を途切れさせないようにしたい。五輪から成長した姿を見せたい」と視線を上げた。

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