照ノ富士 冷静さ失わず、6連勝で唯一の全勝「一日一番集中して」

[ 2021年9月18日 05:30 ]

大相撲秋場所6日目 ( 2021年9月17日    両国国技館 )

若隆景(左)を攻める照ノ富士はきめ出しで下す
Photo By 共同

 新横綱の照ノ富士は若隆景をきめ出し、ただ一人の全勝。全勝だった幕尻の千代の国は十両・佐田の海に押し出された。ほかに1敗は関脇・御嶽海、平幕の阿武咲、妙義龍。

 照ノ富士は冷静な取り口で巧者の若隆景をきめ出し、ただ一人6連勝とした。立ち合いから押し込み、懐に入った相手の両腕を抱え、じりじりと寄って土俵外へ運び「落ち着いていこうと思っていた」と涼しげに振り返った。

 5日目には今場所で自身最長となる1分超の相撲を取ったが「(体調は)普通」と疲労は感じさせず。早々に独走しそうな雰囲気が出てきた一人横綱は「一日一番、集中してやりたい」と表情を緩めなかった。

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2021年9月18日のニュース