松山 米開幕戦4差発進、1週間オフでリフレッシュ「だいぶ変わった」ショット安定!パーオン率1位

[ 2021年9月18日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー フォーティネット選手権第1日 ( 2021年9月16日    カリフォルニア州 シルベラードリゾート=7123ヤード、パー72 )

米開幕戦で24位発進の松山(AP)
Photo By AP

 参戦9季目となる21~22年シーズンが開幕し、松山英樹(29=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの69で回り、24位で滑り出した。首位とは4打差。65をマークしたチェズ・リービー(39=米国)が単独首位発進した。ツアーは5日に昨シーズン最終戦を終えたばかりで、新シーズンは来年8月末まで行われる。

 わずか1週間のオフを経て迎えた開幕戦。最終18番で4メートルを沈め、バーディーで初日を締めた松山は「悪くないスタート。パッティングが、なかなか決まらず苦しかったが、いいプレーができたと思う」と穏やかに言った。

 パーオン率は全体1位(94・44%)と持ち味のショットが安定。7番で3メートル、8番で2メートルにつけて連続バーディーを奪った。「ドライバーはあまり良くないが、それ以外のショットはかなり良い」と手応えを口にする。グリーン上ではエースのピン型ではなく、マレット型のパターを使用した。「(ショットで)チャンスにいつでもつけられる状態だったら、楽にプレーもできると思う。パッティングに集中できるよう、これを続けたい」と相乗効果を狙う。

 昨季はマスターズを初制覇した。ただし、トップ10は3度と、完全に満足できるシーズンでもなかった。

 つかの間のオフだったが、松山にとっては「1週空いたのは大きい。だいぶ変わった」とリフレッシュする貴重な時間になった。「上位で戦うことが大事。そこに向けて状態を上げていきたい」と、開幕戦から気合十分で戦う。

続きを表示

2021年9月18日のニュース