車いすラグビー・日本、英国に完敗 池主将「悪夢であってほしい」29日、豪州と3位決定戦

[ 2021年8月29日 05:30 ]

東京パラリンピック第5日・車いすラグビー準決勝   日本49ー55英国 ( 2021年8月28日    国立代々木競技場 )

<日本・英国>第3ピリオド、得点する池(撮影・木村 揚輔)
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 日本は英国に49―55で敗れ、29日の3位決定戦に回ることになった。主軸の池崎は涙し「リオから5年、金メダルを目指してやってきて努力が足りなかったのか、力不足だったのか。情けなくて」と漏らした。

 池主将が「悪夢であってほしい」と振り返る完敗だった。勝てば初の決勝が決まる状況で硬さが目立ち、スピードに乗った攻撃的なプレーが影を潜めた。前半は2点ビハインドで折り返したが、第3ピリオドだけで5本のスチールを許すなど、ミス連発で9点差。オアー監督は「日本の方々に申し訳ない。金メダルを届けたかった」と声を詰まらせた。

 3位決定戦は27日に破ったオーストラリアと再戦。島川は「勝たないと何もなくなっちゃうんで」と前回大会に続く銅メダルを誓った。

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