車いすラグビー・池崎 日本は「金より輝けるチーム」 2大会連続の銅メダル誇る

[ 2021年8月29日 17:13 ]

東京パラリンピック・車いすラグビー3位決定戦   日本60―52オーストラリア ( 2021年8月29日    国立代々木競技場 )

<車いすラグビー3位決定戦 日本・豪州>銅メダルを獲得し、記念撮影する(左から)池、島川、池崎(撮影・木村 揚輔)
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 東京パラリンピックは29日、車いすラグビー3位決定戦が行われ、世界ランク3位の日本は同ランク1位のオーストラリアを60―52で下し、2大会連続2度目の銅メダルを獲得。エースの池崎大輔(43=三菱商事)は目標の金メダルには届かず悔しさをにじませながらも「金より輝けるチームというのは今日の日本チームだと思います」とチーム一丸の勝利を誇った。

 池崎は試合後「金メダルを目指してるなかでの銅メダルは素直に喜べない気持ちはありますけど、メダルなしで帰ることを考えると“最高の結果”だった。銅メダルですけれども選手たちはコートで輝けた。金メダル以上に輝けたんじゃないかと思ってるんで、ここまで支えてくれたたくさんの人たちに感謝したいと思います」とコメント。

 1次リーグ第3戦(〇57―53)に続き世界ランク1位の強豪を撃破し「世界No.1プレーヤーのライリー・バットがいながらも自分たちは凄く対策を練りながら、ケビン(オアー監督)からの言葉で選手はみんな背中を後押されて常に走り続けた。チーム全員でハードワーク出来たことが結果に繋がったんじゃないかな。金より輝けるチームというのは今日の日本チームだと思います」とメダルの色よりもオアー監督の下でチーム全体が輝きを放てたことを喜んでいた。

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