パラトライアスロン土田和歌子は9位 「挑戦心持って」二刀流のマラソンへ

[ 2021年8月29日 09:37 ]

東京パラリンピック・トライアスロン ( 2021年8月29日    お台場海浜公園 )

<女子 車いす> 9位に終わるも、笑顔でゴールする土田(右) (撮影・光山 貴大)
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 車いす女子で夏冬合わせて日本勢最多8度目出場の土田和歌子(46=八千代工業)は1時間22分32秒で9位だった。同男子の木村潤平(36=ひまわり福祉会)は1時間4分50秒で6位。

 陸上マラソンとの二刀流に挑む土田が、初出場のトライアスロンを終えた。スイムから出遅れ、最後まで巻き返すことはできなかったが笑顔でフィニッシュ。「挑戦と感謝の気持ちでスタートラインに立った。自分の力を出し切ることができて幸せ。チャレンジできたことは糧になる」と充実感をにじませた。

 前日には運動機能障がいPTS4男子の宇田秀生(34=NTT東日本・NTT西日本)、視覚障がい男子の米岡聡(35=三井住友海上)が16年リオ大会の実施から日本勢で初となるメダルを獲得。仲間の活躍に「5年間で強化されて成果をおさめたのは励みになりました」と刺激を受けた。

 車いすマラソンは1週間後の9月5日。自身初めての2競技出場という挑戦に「どうコンディションを整えてスタートラインに立つかは課題」としつつ「これまでの経験を結びつけられたら。挑戦心を持って挑んでいきたい」と見据えた。

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