アジア新&自己新!山本篤6メートル75で4位 連続表彰台逃すも「目標は達成」パラ陸上男子走り幅跳び

[ 2021年8月29日 05:30 ]

東京パラリンピック第5日・陸上 ( 2021年8月28日    国立競技場 )

男子走り幅跳び(T63)決勝、メダルを逃すも、好記録を残し、関係者に向かって手を上げる山本(撮影・木村 揚輔)
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 男子走り幅跳び(義足T63)決勝で16年リオ大会銀メダルの山本篤(39=新日本住設)がアジア新となる6メートル75をマークし、4位となった。連続表彰台は逃したが、39歳で自己ベストを5センチ更新。「最高のパフォーマンスをして、ベストを更新する、という目標は達成できたことは良かった」と、年収1500万円を公言するプロアスリートは充実した表情を見せた。

 上位3人が7メートル台とハイレベルな争い。「悔しさもある。差は開いている」と本音が出た。それでも、自分に手応えを感じ「この年齢でベストを更新したということは、自分には伸びしろがあるということ。まだ現役をやっていこうと思う」と現役続行を明言。さらなる記録更新へ、意欲を見せた。

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2021年8月29日のニュース