萩野公介の引退判明に瀬戸「やっぱ寂しい」 大橋は「最後のレースは素晴らしいものだと感じた」

[ 2021年8月26日 05:30 ]

競泳の瀬戸(左)と萩野
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 競泳ニッポンの一時代を築いた萩野公介(27=ブリヂストン)の東京五輪限りでの現役引退判明から一夜明けた25日、盟友の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)がライバル関係の解消を惜しんだ。

 国際リーグのレギュラーシーズン(26日開幕、ナポリ)に出場するため、羽田空港から渡欧。「彼はまだ何も発信していない」と正式発表前であることに配慮した上で「やっぱ寂しい」と実感を込めた。小学3年時の初対戦で完敗して以来、背中を追い続けた存在。16年リオ五輪の400メートル個人メドレーでそろって表彰台に立つなど切磋琢磨(せっさたくま)してきただけに特別な思いがある。

 東京五輪の200メートルと400メートルの個人メドレーで夏季五輪日本女子史上初の2冠を達成した大橋悠依(25=イトマン東進)もチームメートとして長い期間一緒に練習した萩野に言及。「まだ正式発表ではないので、私の口からあまり言うことはしたくない」としながらも「過程を含めて近くで見させてもらって最後のレースは素晴らしいものだと感じた」と語った。

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2021年8月26日のニュース