テニスの20年全豪女子の覇者ケニンがコロナに感染 全米オープン出場を断念

[ 2021年8月26日 10:50 ]

新型コロナへの感染で全米オープンを欠場することになったケニン(AP)
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 テニスの全米オープンは100%の観客動員で30日からニューヨークで始まるが、それを前にして有力選手の欠場が相次いでいる。

 25日には、世界ランク4位で20年の全豪女子シングルスで優勝しているソフィア・ケニン(22=米国)が新型コロナウイルスへの感染で出場を断念。軽い症状が出ており、今後も検査が必要になることから欠場することを決めた。AP通信によれば、ケニンはワクチンを1回接種していた。

 このほか、全米オープンの女子シングルスを6回制しているセリーナ・ウィリアムス(39=米国)もこの日になって脚の故障を理由に欠場。男子ではロジャー・フェデラー(40=スイス)、ラファエル・ナダル(35=スペイン)といった有力選手がすでに膝などの故障で欠場することが決まっており、昨年の男子シングルスで優勝したドミニク・ティエム(オーストリア=27)は右手首、2016年のウインブルドンで準優勝を飾っているミロシュ・ラオニッチ(30=カナダ)は右脚を痛めて出場を断念した。

 なおニューヨークでは今月18日以降、新型コロナの新規感染者数(7日間平均で1989人)は減少傾向にあり、検査での陽性率は4・04%となっている。

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