パラ競泳・山田美幸 14歳のメダリストに!パラでも10代が快挙

東京パラリンピック第2日・競泳女子100メートル背泳ぎ（運動機能障がいS2）決勝 （ 2021年8月25日    東京アクアティクスセンター ）

力泳し、銀メダルを獲得した山田（撮影・坂田　高浩）
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　競泳は女子100メートル背泳ぎ（運動機能障がいS2）決勝で今大会日本選手団最年少代表の14歳、山田美幸（WS新潟）が2分26秒18で日本勢1号となる銀メダルを獲得。84年ニューヨーク大会の陸上男子で銅メダルを獲得した嶋津良範の16歳を抜き、日本史上最年少メダリストとなった。

　≪五輪スケボー、西矢は13歳で金、開は12歳で銀≫東京五輪でも日本の10代アスリートの活躍は目覚ましく、8人のメダリストが誕生した。体操の橋本大輝は19歳で個人総合と種目別鉄棒の2冠を達成し、団体でも銀。10代でメダル3個獲得は日本初の快挙だった。新競技スケートボードでは、夏季大会日本最年少出場の12歳開心那がパークで銀。13歳の西矢椛はストリートで日本史上最年少の金メダリストになった。

　≪従来記録は84年陸上・嶋津の16歳≫14歳の山田はパラリンピック日本人最年少メダリストの記録を大幅に更新。従来は84年ニューヨーク大会陸上男子100メートルで銅メダルを獲得した16歳の嶋津良範が最年少だった。04年アテネ大会では16歳の秋山里奈が競泳女子100メートル背泳ぎで銀。92年バルセロナ大会では、東京パラで日本選手団団長を務める河合純一が17歳で競泳銀2、銅3を獲得。また、この日、男子50メートル平泳ぎで銅メダルの鈴木孝幸は17歳だったアテネ大会のリレー種目で銀だった。