ゴールボール 初出場の男子が圧勝発進 レフトの金子が7得点挙げる活躍

[ 2021年8月26日 05:30 ]

東京パラリンピック第2日 ゴールボール弾男子1次リーグA組   日本13―4アルジェリア ( 2021年8月25日    幕張メッセ Cホール )

<ゴールボール  男子 日本・アルジェリア>前半、大きく振りかぶる金子(撮影・木村 揚輔)
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 初出場のゴールボール男子は1次リーグA組初戦でアルジェリアに13―4で圧勝し、白星発進を果たした。先発に抜てきされたレフトの金子が7得点を挙げる活躍。チーム唯一の左利きで、スピードあるシュートが持ち味。前半2分には先制点を挙げるなど期待に応え「取り組んできたことが実行できた」と胸を張った。

 金子は小学生の頃にレーベル遺伝性視神経症で視力が低下。野球を断念し、パラの選手発掘プログラムをきっかけに夢舞台にたどり着いた。前日の夕方に先発を告げられ、いざコートに立つと「夢じゃないんだな」と実感したという。会場では「学校連携観戦プログラム」で子供たちが観戦。大きな拍手が送られた金子は「応援されると力になる」とさらなる活躍を期した。

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