桐生祥秀が400メートルリレーで代表入り 「ここで一区切り」から一転

[ 2021年7月2日 18:41 ]

陸上・桐生祥秀
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 日本陸連が2日、東京五輪の日本代表の追加分を発表し、桐生祥秀(25=日本生命)が男子400メートルリレー要員で代表入りした。

 5月半ばから苦しむ右アキレス腱痛を抱えて出場した五輪代表最終選考会の日本選手権男子100メートルは、5位に終わった。個人種目での代表入りが消滅し、「いったん、ここで一区切りかなと思います」と悔しさをあらわにしていたが、リレー要員に選ばれたことで、国立競技場で走れる可能性が出てきた。本大会で起用されるかどうかは、状態と走順適性を見て判断される。

 桐生は2016年のリオデジャネイロ五輪で3走を務め、銀メダルを獲得した。17年、19年の世界選手権でも3走で銅メダルに貢献した。バトンパスの技術とコーナリング技術が求められる「最も難しい区間」での活躍が期待される。

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2021年7月2日のニュース