“ギリギリ”の新シリーズが登場 有賀園ゴルフ店長が魅力を解説

[ 2021年7月2日 05:30 ]

「LS ドライバー」をアピールする有賀園ゴルフ新橋TOKYOの時田直樹店長
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 PRGRの新1W「LS ドライバー」がキャリアゴルファーの間で注目を集めている。発売前から問い合わせが殺到しているという有賀園ゴルフ新橋TOKYOの時田直樹店長に、その魅力を聞いた。

 「LS」は「RS」の〝ギリギリ〟を踏襲した新シリーズ。ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーが最大飛距離を得るための「高初速、高打ち出し、低スピン」を目指して開発された。時田店長は「RSの高初速を引き継ぎつつ、お客様の理想の低スピン、打ち出し角度を勝手に取ってくれるので簡単に飛びます」と説明する。

 注目は新開発の「D.B.ソール」。ソールのさらに下に配置したこのウエイトが深・低重心のヘッドを生み出し、高打ち出し角と低スピンへと導く。店内の試打データでも「数値が結果でしっかり出ている」という。また、フェース表面に微細凹凸を施した「CNCミルドカップフェース」を採用したことで、高初速エリアを拡大しながらスピン量を安定させることに成功した。

 時田店長はフルチタン・カップフェースから放たれる打球音にも注目。「〝キーン〟という嫌な音がしない。心地よい音。音だけで〝飛んでるんじゃないか〟と期待が持てるのは18年前のDUO(PRGR)と同じようなインパクト」と一時代を築いた同社の名器を引き合いにその魅力を説明した。

 「絶対的に飛距離が伸びるので、新しいゴルフスタイルが作れていくんじゃないかと思います」と数多くのクラブを試してきた時田店長も期待する1W。「全ゴルファーに1回は打っていただきたい逸品。ぜひ有賀園ゴルフで試打してください」と熱く呼びかけた。

 〇…同時発売のFW(3W、5W)、UT(4U、5U)はフェアウエーからやさしく高弾道ショットが打てるように、低重心のV字ソール設計を採用している。ソールの前方にある「Slash Groove(スラッシュ・グルーブ)」と呼ばれる溝により、打ち出し角を下げずに初速を上げられるようになっている。また、FWは42.5インチ、UTは40インチのワンレングス設計となっており、「距離の差がしっかりと出てくれる。構えたときに〝左に向いているな〟という感覚もないので、方向性が出しやすい感じはしますね」と時田店長も納得だ。

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