高安 来月独立荒磯親方と最後の稽古「感謝の気持ちでいっぱい」20番取り感慨

[ 2021年7月2日 05:30 ]

4日初日名古屋場所

高安
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 名古屋場所で大関返り咲きに挑む関脇高安が1日、都内の田子ノ浦部屋での稽古後に電話取材に応じた。8月1日付で独立する荒磯親方(元横綱・稀勢の里)の胸を借りる最後の機会だったとし「気を引き締めていい稽古ができた。感謝の気持ちでいっぱい」と実感を込めた。

 同じ茨城県出身で背中を追ってきた兄弟子と20番。「(通算)1万番以上やっていると思う。15歳で入門してから稽古をつけていただいているので、その時のことを考えながら身を入れて精いっぱいやることができた」と感慨に浸った。

 荒磯親方は19年初場所限りでの現役引退後も稽古相手を務めてくれた。「今まで体を使って指導していただいた。ここまでこぎ着けられたのも荒磯親方のおかげ」と言葉をかみしめた。

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2021年7月2日のニュース