男子200メートル サニブラウンが代表入り、飯塚翔太は3大会連続代表 山下潤は初出場

[ 2021年7月2日 18:53 ]

(左から)サニブラウン、飯塚、山下
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 世界陸連が1日に発表した最新の世界ランキングを受け、東京五輪の陸上・日本代表の追加分が2日に発表され、男子200メートル代表にサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)が選ばれた。

 東京五輪代表最終選考会の日本選手権では、左太ももの違和感で欠場したものの、既に参加標準記録(20秒24)を突破していたため選ばれた。同大会で6位だった100メートルは出場できないものの、男子400メートルリレーでの活躍も期待される。

 日本選手権の200メートルで優勝した小池祐貴(26=住友電工)は、当確ランプをともしていた100メートルとともに2種目で代表になる資格があった。しかし、日本陸連が金メダルを狙う男子400メートルリレーへの負担を考慮して、短距離の2種目代表を原則認めていないため、200メートル代表を辞退した。

 こうした流れもあって、日本選手権6位の飯塚翔太(30=ミズノ)が、世界ランキング(45位)で資格が与えられ、3大会連続代表を決めた。山下潤(23=ANA)も世界ランキング(61位)で選ばれた。

 世界ランキングによる選出は、東京五輪から採用された制度。

この日追加発表された選手

【男子】
・100m 小池 祐貴(住友電工)初
・200m サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)初、山下潤(ANA)初、飯塚翔太(ミズノ)3度目
・400m ウォルシュ・ジュリアン(富士通)2度目
・5000m 松枝博輝(富士通)初、坂東悠汰(富士通)初
・400mH  山内大夢(早大)初
・走高跳 戸邉直人(JAL)初、衛藤昂(味の素AGF)2度目
・棒高跳 江島雅紀(富士通)初、山本聖途(トヨタ自動車)3度目
・やり投 小南 拓人(染めQ)初
・4×100mリレー 桐生祥秀(日本生命)2度目、デーデー・ブルーノ(東海大)初
・4×400mリレー 川端魁人(三重教員AC)初、佐藤拳太郎(富士通)2度目、鈴木碧斗(東洋大)初、伊東利来也(三菱マテリアル)初

【女子】
・1500m 田中希実(豊田自動織機TC)初、卜部蘭(積水化学)初
・5000m 萩谷楓(エディオン)初
・100mH 寺田明日香(ジャパンクリエイト)初、青木益未(七十七銀行)初、木村文子(エディオン)2度目
・3000m障害物 山中柚乃(愛媛銀行)初
・20㎞競歩 河添香織(自衛隊体育学校)初
・4×100mリレー 兒玉芽生(福岡大)初、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)初、斎藤愛美(大阪成蹊大)初、青山華依(甲南大)初、石川優(青山学院大)初

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2021年7月2日のニュース