サンフランシスコからホノルルまで太平洋上を30日で到着 手漕ぎボートの世界新!

[ 2021年7月2日 14:16 ]

「グレート・パシフィック・レース」で優勝してホノルルに到着した「ラティチュード35」のクルー(AP)
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 今年で4回目を迎えた手漕ぎボートの「グレート・パシフィック・レース」に出場していた「ラティチュード35(乗員4人)」が、出発点となったカリフォルニア州サンフランシスコを出発してゴール地点のハワイ州ホノルルに到着。太平洋上の2400マイル(3862キロ)を、30日と7時間30分かけてフィニッシュした。これまでの大会記録は2016年の39日と9時間56分だったがこれを大幅に更新。「ラティチュード35」は2人が2時間ずつ交代で漕ぎ、24時間体勢で前進を続けていた。

 今年の出場は3チームで洋上でのアシストはいっさいなし。ワイキキビーチに降り立った「ラティチュード35」のジェイソン・コールドウェル船長は「一回も休まずにノンストップでたどりついた。レースに勝ちたいという意欲さえあれば記録は破れるんだ」と笑顔を見せていた。

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