レスリング57キロ級は高橋侑希が逆転切符で初の五輪代表

[ 2021年6月12日 12:47 ]

男子フリー57キロ級プレーオフ 樋口黎(下)と対戦する高橋侑希(日本レスリング協会提供)
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 レスリング男子フリースタイル57キロ級代表決定プレーオフは12日に味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、17年世界王者の高橋侑希(27=山梨学院大職)が16年リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(25=ミキハウス)を4―2で下し、初の五輪代表に内定した。

 19年全日本選手権を制した樋口は、今年4月の五輪アジア予選に出場も痛恨の計量失格。5月の世界最終予選は全日本2位の高橋が派遣され、1位で出場枠を獲得して国内プレーオフで代表切符を争うことになった。一度は自力での出場を逃した高橋は「僕が(出場枠の)切符を持ってきたので僕が出るのが当たり前という感じ。勝つしかない」と意気込んでいた。

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