男子個人は吉田&熊谷、女子個人は山本が首位スタート

[ 2021年6月12日 05:30 ]

スポニチ後援令和3年度関東高校ゴルフ選手権第1日 ( 2021年6月11日     栃木県 男子・千成GC=6648ヤード、パー71 女子・那須野ケ原CC=6241ヤード、パー72 )

関東高校ゴルフ男子個人の部 トップタイで初日を終えた吉田
Photo By スポニチ

 男子個人は吉田京介(東京・代々木2年)と熊谷地陽(埼玉・埼玉栄2年)が5アンダーの66で首位に並び、女子は山本華菜音(茨城・明秀学園日立3年)が6アンダーの66でトップスタートを切った。3人の合計ストロークで争う団体男子は千葉黎明(千葉)が215、女子は埼玉栄(埼玉)とルネサンス(茨城)が213で並びリードした。

 66で男子個人トップの吉田は「ショットが良かったので、風も苦にならなかった」と満足そうに振り返った。フェード系のボールを「しっかり捕まえて運ぶ」という意識でドロー系に替えて球筋が安定。10番からの3連続バーディーにつながった。代々木高は全米女子オープンで優勝した笹生優花の出身校でもあり「凄く刺激を受けてます。自分もベストを尽くしたい」と闘志を燃やした。

 66で女子個人首位に立った山本は前半6バーディー。5バーディーは5~7メートルのパットを沈めたもので「自分でも怖くなりました」とビックリの口ぶりだ。実はショートパットに苦しんでおり、今大会は「プレッシャーを楽しもう」と自らに言い聞かせて臨んだという。「高校最後の大会なので結果を気にせず自分のプレーをしたい」と最終日に挑む。

 日本ウェルネスが女子団体3位発進した原動力となったのが、共に身長1メートル75の1年生コンビ。桑村が71、馬場70をマークし「チャンスがあったので、もう少し伸ばせた」と口をそろえた。4月入学で団体戦は初めてだが「みんな一緒に頑張るので、個人戦より楽しい」とプレッシャーとは無縁の様子。「明日はアンダー、60台を出したい」と逆転を狙う。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月12日のニュース