ジャパンを苦しめた、サンウルブズ大久保HC「一生忘れられないゲーム」

[ 2021年6月12日 19:21 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2021   日本代表32―17サンウルブズ ( 2021年6月12日    静岡県袋井市・エコパスタジアム )

<日本サンウルブズ>前半19分、トライを決め、チームメートに祝福されるサンウルブズ・荒井(中央)(撮影・吉田 剛)
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 サンウルブズが日本代表を苦しめた。前半は14―3。FWが密集でプレッシャーをかけ、流れをつかんだ。26歳のSO山沢の変幻自在のキックがさらなる勢いをもたらし、前半19分にそのキックを起点に28歳のSH荒井が先制トライ。PGで3点を返されて迎えた前半終了間際には、25歳のWTB尾崎がスピードを生かして中央を大きくブレーク。CTBライリーが二の矢を放ってゴール手前まで押し進んで、そこから大きく左へ展開。尾崎からの飛ばしパスを受けた途中出場の24歳・竹山が左サイドに飛び込んだ。

 めまぐるしくメンバーが代わった後半は、反則が目立ち勢いを失った。得点はPGの1本のみで、逆転を許した。とはいえ、1万8434人の観衆にアピールしたのは事実。狼のいななき声が時折、エコパに響いた。スーパーラグビーに参戦した期間は負けが込んだものの、日本で産声を上げ、多国籍軍団で奮闘したチームは、ファンの胸に確実に刻まれていた。

 20年にチームが消滅した時のヘッドコーチだった大久保ヘッドコーチは「一生忘れられないゲームになった。山沢にしても、若いバックス陣がインターナショナルの舞台で戦える機会は国内にない。このような機会は何事にも代えがたいと思った」と語った。狼軍団を長く支え、今回の特別チームでも明るいムードのチームを作り上げた主将のフランカー、カークは「いろんなチームの、いろんな文化を持つ選手が一つになれてすごく楽しかった」と大きくうなずいた。

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