男子十種競技 中村明彦は2位スタート 五輪参加標準突破に黄信号も「諦めずに」

[ 2021年6月12日 18:55 ]

陸上 日本選手権混成競技第1日 ( 2021年6月12日    長野市営陸上競技場 )

<第105回日本陸上競技選手権大会・混成競技>男子十種400メートル、力走する中村(左)(撮影・会津 智海)
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 男子十種競技の前回優勝者、中村明彦(30=スズキ)は前半5種目を終えて4061点の2位スタートとなった。中村は「思った通りの仕上がりだったが、幅跳びは記録を伸ばしきれなかったので悔しかった」と振り返った。

 初日を終えて東京五輪参加標準記録の8350点突破は難しい状況。中村は「五輪は出たいと言っても出られるものではない」と厳しい表情を浮かべたが「僕は8000点を狙って勝負したいと思う。諦めずに戦った何か得られるものもあると思う」と切り替えていた。

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2021年6月12日のニュース