【オリムピック 金色の記憶】アトランタ1996総集編

[ 2021年5月27日 12:22 ]

開会式で旗手を務める田村亮子

 開会式のクライマックスで世界中の人々が固唾をのんだ。聖火の最終点火者として登場したのは伝説のヘビー級ボクサー、モハメド・アリ。当時54歳、重いパーキンソン病を患っていた。震えが止まらない両手で何とか聖火を点灯した。アリは60年ローマ五輪の金メダリストだが帰国後、黒人であることを理由にレストランの入店を断られ、抗議の意味で川に金メダルを投げ捨てたと伝えられている。大会中にはローマ五輪で獲得した金メダルのレプリカを贈られた。

続きを表示

2021年5月27日のニュース