3人制バスケ五輪予選 日本女子、豪州とイラン下し連勝発進 初戦逆転で勢い

[ 2021年5月27日 05:30 ]

イランに快勝し、笑顔で喜ぶ日本の選手たち。左から山本、西岡、篠崎、馬瓜ス(国際バスケットボール連盟提供)
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 3人制バスケットボールの五輪予選は26日、オーストリア・グラーツで行われ、女子日本代表は1次リーグB組の初戦でオーストラリアに21―15で逆転勝ち。第2戦はイランを22―4と圧倒して連勝発進した。28日にはウクライナ、タイと対戦する。出場20チーム中、上位3チームが五輪切符を獲得。4組に分かれた1次リーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出する。男子日本代表は開催国枠で五輪に出場するため、参加していない。

 女子日本代表は初戦のオーストラリア戦に逆転勝ちして勢いに乗った。序盤は相手に2点シュートを立て続けに決められて最大4点リードを許したが、スピードを生かした攻撃で中盤に逆転。終了間際には山本麻衣(21=トヨタ自動車)が2点シュートを沈めてノックアウト勝利(21点で残り時間に関係なく終了)で、19年のW杯予選で2点差で敗れた宿敵に雪辱した。続くイラン戦は4分2秒を残してノックアウト勝利。馬瓜ステファニー(22=同)は「オーストラリア戦の序盤はやられたが修正できた」と手応えを口にした。

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2021年5月27日のニュース