NZ政府アドバイザーの教授 五輪開催「正当な理由ない」「ばかげている」

[ 2021年5月27日 05:30 ]

 ニュージーランド政府の公衆衛生アドバイザーを務めるオタゴ大のマイケル・ベーカー教授が、東京五輪を開催する「正当な理由はない」として、「ばかげている」と中止を訴えた。ロイター通信の取材に応じ、人が国家間を移動し、集中する五輪は「パンデミック(世界的大流行)と相いれない。現時点で開催すれば人命が犠牲になる」と批判。ニュージーランドなどのように厳格な国境・都市封鎖をすれば可能としながらも、現在の対策は「それをしていない。非常にリスクが高い」と指摘した。

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2021年5月27日のニュース