橋本新会長 難しい役割引き受けた今、現役時代と同様に笑顔で困難克服を

[ 2021年2月19日 08:30 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会 新会長に橋本聖子氏

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会で新会長として承認され、あいさつする橋本聖子氏(中央)。左は遠藤利明副会長、右は候補者検討委の御手洗冨士夫委員長=18日午後4時11分、東京都中央区
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 【スポーツ部・中出健太郎専門委員が知る橋本氏】各界著名人が半生を振り返るスポニチ本紙連載「我が道」で13年11月に橋本氏を担当した。多忙な議員生活の中、取材時間は限られたが、それまでに何度も聞かれたような質問にも手を抜かず真剣に答え、脱線気味の話題にも喜んで乗っていただいた。

 64年東京五輪開会式で聖火に感動し、生まれた娘に「聖子」と名付けた父・善吉氏は厳しく、家の手伝いをサボれば池に放り込まれた。だが、母・慶子さんはとにかく優しく、「ずっと母のようになりたかった」と目を潤ませた。小3で腎臓病を患い、2カ月入院した際は「神さまは平等だから、最初につらいことや悲しいことを与えられた人には喜びや楽しみがたくさん待っている。だから今、病気になってありがたいと思いなさい」と励ましてくれたという。自分に厳しく、他人に優しく。苦しい時こそ笑顔でいることが大切と現役時代も議員になっても実践してきた。厳しい状況で難しい役割を引き受けた今、笑顔で日本を東京大会へ導くことは“五輪の申し子”の宿命だと思う。

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