ラプターズが敵地でバックスに連勝 渡辺が5試合ぶりに戦列に復帰 ブロックショットを記録

[ 2021年2月19日 12:06 ]

シュートを決めて雄叫びをあげるラプターズのシアカム(AP)
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 NBAラプターズは18日、気温が氷点下9度まで下がったミルウォーキー(ウィスコンシン州)で東地区全体3位のバックスを110―96(前半58―41)で下し、16日(124―113)に続いて敵地でのこのカードで連勝。14勝15敗として今季初の勝率5割まであと1勝と迫り、東地区全体7位からニックスを抜いて6位に順位を上げた。

 左足首の故障で戦列を離れていた渡辺雄太(26)は8日のグリズリーズ戦以来、5試合ぶりに試合に出場。この日は85―72で迎えた第4Qの開始からコートに登場し、1分17秒にはバックスのクリス・ミドルトン(29)のシュートを左手でブロックした(このあとミドルトンは自分でフォローしてシュートを成功)。渡辺のブロックショットは今季19試合で12本目。4分18秒にパスカル・シアカム(26)と交代してベンチに下がり、15点差がついて大勢が決していた残り1分19秒から再びコートに戻ってプレーした。結局6分の出場でシュートを放つ機会はなく、出場4試合連続で無得点に終わったものの2つのリバウンドを記録。出場時間帯のチームスコアは「マイナス3」だった。

 ラプターズは16日のバックス戦で左足首を痛めた主力ガードのカイル・ラウリー(34)を欠く布陣だったが、10選手によるローテーションで乗り切って快勝。先発したノーマン・パウエル(27)が29得点、パスカル・シアカム(26)が27得点、フレッド・バンブリート(26)も17得点を稼いでチームの勝利に貢献した。

 バックスは5連勝のあと5連敗を喫して16勝13敗。投票による球宴出場が決まったヤニス・アデトクンボ(26)は23得点、12リバウンド、8アシストをマークしたものの、第4Q残り1分19秒に6反則目をコールされて1月21日のレイカーズ戦以来、今季2度目の退場となった。

 なおラプターズはこのあとミネアポリス(ミネソタ州)に移動して19日にティンバーウルブスと対戦するが、折からの大寒波の影響でミネアポリスの19日の最低気温は氷点下17度と予想されている。

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