レイカーズのジェームズが史上3人目の3万5000得点 シュルーダーはコロナの影響で欠場

[ 2021年2月19日 14:52 ]

ネッツのハーデンとハリスをかわしてシュートに持ち込むレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAレイカーズのレブロン・ジェームズ(36)が18日に地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で行われたネッツ戦に33分出場し、32得点と8リバウンド、7アシストをマーク。キャバリアーズとヒート時代を含め、NBA18季目(通算1295試合目)で積み重ねた得点は3万5017となり、カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか=1560試合、3万8387得点)とカール・マローン(元ジャズほか=1476試合、3万6928得点)に次いでリーグ史上3人目となる3万5000得点突破を果たした。

 しかし試合は98―109(前半53―64)で敗れて22勝8敗。西地区全体首位ジャズ(24勝5敗)とのゲーム差は「2・5」に開いた。

 14日のナゲッツ戦で主力フォワードのアンソニー・デービス(27)が右足ふくらはぎとアキレス腱を痛めて当面の間、戦列から離れることになったが(2試合連続欠場)、この日になって今季全29試合で先発していたガードのデニス・シュルーダー(27)も新型コロナウイルスの感染防止規定(プロトコル)の対象となったために出場できなくなった。具体的な状況は非公表で復帰時期も未定。ジェームズは奮闘したものの、チームの3点シュートの成功は30本中8本(成功率26・7%)にとどまり、最大25点差をつけられて勝機は見いだせなかった。

 レイカーズで今季、プロトコルの対象となったのはアレックス・カルーソ(26)とアルフォンソ・マッキニー(28)に次いでシュルーダーが3人目。デービスに代わって2試合連続で先発に起用されたカイル・クーズマ(25)は16得点と10リバウンドを記録したが、シュルーダーに代わって先発したウェズリー・マシューズ(34)は24分の出場で2得点に終わった。

 東地区全体2位のネッツは3連敗のあと5連勝を飾って19勝12敗。レイカーズとは対照的に3点シュートを39本中19本成功させ(成功率46・2%)、同首位76ersに1ゲーム差まで詰め寄ってきた。ジェームズとともに球宴で主将を務めるケビン・デュラント(32)は左太腿の故障で3試合連続の欠場となったが、ジェームズ・ハーデン(31)が23得点と11アシスト、球宴に「チーム・ケビン」の一員として出場することになったカイリー・アービング(28)は16得点、ジョー・ハリス(29)は6本の3点シュートなどで21得点を稼いで敵地で貴重な白星を加えた。

 ヒートは2016年4月1日以来、白星のなかった敵地サクラメント(カリフォルニア州)でキングスを118―110(前半57―43)で下して12勝17敗。ジミー・バトラー(31)が13得点、10リバウンド、13アシストで3試合連続、バム・アデバイヨ(23)が16得点、12リバウンド、10アシストで今季初のトリプルダブルをともに達成し、チームの連敗を3でくい止めた。敗れたキングスは12勝16敗。4連勝のあとは5連敗となった。

 <18日の結果>
ラプターズ(14勝15敗)110―96*バックス(16勝13敗)
ヒート(12勝17敗)118―110*キングス(12勝16敗)
ネッツ(19勝12敗)109―98*レイカーズ(22勝8敗)
 *はホームチーム

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