佐藤幸椰 ラージヒルも制し2冠 W杯トップ10へ好発進

[ 2020年10月26日 05:30 ]

男子ラージヒルで優勝した佐藤幸
Photo By 共同

 ノルディックスキーの全日本選手権ジャンプ最終日が25日、長野・白馬ジャンプ競技場で行われた。

 ラージヒル(ヒルサイズ=HS131メートル)では、佐藤幸椰(雪印メグミルク)が129メートル、127・5メートルの合計279・2点で優勝し、ノーマルヒルとの2冠を達成した。伊東大貴が2位、小林潤志郎が3位に入り、雪印メグミルク勢が表彰台を独占した。小林陵侑は7位、48歳の葛西紀明(ともに土屋ホーム)は9位だった。女子のSBC杯は高梨沙羅(クラレ)が122・5メートル、126メートルの244・5点で制した。

 成長を示す2連勝だった。佐藤幸は前日のノーマルヒルに続いて好飛躍をそろえ、再び日本一に。白馬入り後も絶好調とは感じていなかっただけに「達成できるとは思っていなかった。非常にうれしい」と喜んだ。

 1回目はヒルサイズまで2メートルに迫って僅差の2位につけた。2回目は「今大会でも一番」という会心のジャンプを繰り出し、不利な追い風を受けながらK点(120メートル)を大きく上回った。直後に飛んだ1回目首位の佐藤慧は伸ばせず、逆転での勝利が決まった。

 昨季W杯で2勝を挙げ、個人総合で日本勢2番手の13位。今季はトップ10を狙う。安定感ある飛躍に躍進の期待が膨らむ身長1メートル61のジャンパーは「世界を見据えれば、まだまだパフォーマンスを上げる必要がある」と静かに闘志を燃やした。

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