ライオンズが故意の“被TD”から逆転 ドジャース・カーショーと高校同期のスタッフォードが活躍

[ 2020年10月26日 09:53 ]

チームを劇的な逆転勝利に導いたライオンズのQBスタッフォード(AP)
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 NFLのライオンズが土壇場での“英断”が功を奏し、23―22(前半10―14)という劇的な逆転勝ちを収めた。

 25日に敵地アトランタ(ジョージア州)でファルコンズと対戦したライオンズは第4Qの残り3分16秒、マット・プレイター(36)が49ヤードのFGを決めたところで16―14。しかし地元のファルコンズはこのあとの5回のドライブでファーストダウンを3回更新し、ライオンズ陣内21ヤード地点というフィールドゴール(FG)圏内まで攻め込んだ。

 ここからファルコンズはRBトッド・ガーリー(26)にボールを集中。ランプレーで時間を削り、試合終了直前にFGで“逆転サヨナラ”を狙おうという作戦に出た。そして残り1分12秒、敵陣10ヤード地点までボールを進めてその計画は順調に運んでいた。

 ここでライオンズは「肉を切らせて骨を断つ」という大胆な作戦を敢行。すでにタイムアウトを使い切っていたために時計を止める手立てがなく直後のプレーでは、ランに出たガーリーに対してソフト・タックルで勢いは止めず“罠”だとわかったガーリーはなんとか止まろうとしたものの、エンドラインを超えて意図せぬ?TDとなってしまった。

 故意にTDを与えたためにライオンズには1分4秒という攻撃時間が与えられて反撃。自陣25ヤード地点からのドライブでファーストダウンを3回更新した。QBマシュー・スタッフォード(32)は時間を止めるために3度スパイクしたが、残り2秒からの最後のプレーで新人タイトエンド(TE)のT・J・ホッカーソン(23)に11ヤードのTDパスを通してスコアは22―22。そしてプレイターがキックで1点を追加してこれが決勝点となった。

 ジョージア大出身で2009年のドラフト全体トップで指名されたスタッフォードはワールドシリーズに出場しているレイズの地元フロリダ州タンパの出身。しかし育ったのはそのワールドシリーズを開催中のテキサス州ダラスで、ダラス市内にあるハイランドパーク高では、この日の第5戦で先発したドジャースのクレイトン・カーショー(32)と同期だった。

 勝ったライオンズは連勝で3勝3敗。逆転負けの目立つファルコンズは1勝6敗で、7点差以内の敗戦は4回目となった。

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