羽生結弦、熟成の「SEIMEI」へ 2月8日公式練習ドキュメント

[ 2020年2月8日 12:48 ]

<フィギュア四大陸選手権第3日>クールダウンをする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの四大陸選手権(韓国・ソウル)の男子ショートプログラム(SP)で、世界最高となる111・82点をマークして首位に立った羽生結弦(ANA)が8日、サブリンクでの公式練習で9日のフリーに向けて調整した。羽生は24選手中22番目、9日午後3時00分に演技を始める。

 【羽生結弦 2020年2月8日公式練習ドキュメント】

 ▽9:55 マスク姿で会場入り。
 ▽11:06 白ジャージーを身にまとい、サブリンクのリンクサイドに姿を見せる。プーさんのティッシュカバーをオーサー・コーチに手渡す。
 ▽11:09 リンクサイドで小刻みに体を動かした後、ジャンプ。
 ▽11:10 6選手中、一番最初に右足からリンクに入り、公式練習がスタート。
 ▽11:11 軽快にスケーティングを確認する。早速、トリプルアクセルを着氷。
 ▽11:12 4回転トーループ―オイラーからサルコーの踏み切りを確認。
 ▽11:13 サルコーの回転が抜ける。4回転サルコーを決める。
 ▽11:14 ドリンクを口に含む。3回転ルッツを跳んだ後、ジャージーを脱いでオーサー・コーチに手渡す。
 ▽11:15 3回転ルッツを跳び、ドリンクを口に。
 ▽11:16 6選手中、最初にフリー「SEIMEI」の曲かけスタート。1回転ルッツ。
 ▽11:17 4回転サルコーを決める。トリプルアクセルを跳んだ後、3回転フリップも着氷。コーチ陣と話す。
 ▽11:18 トーループの4―3回転成功。
 ▽11:19 4回転トーループの着氷をこらえ、オイラー、3回転サルコーとつなげる。トリプルアクセル―2回転トーループも決める。
 ▽11:20 曲かけ終了。オーサー・コーチの助言を真剣に聞く。
 ▽11:22 白ジャージーに袖を通してファスナーを上げる。練習時間が多く残っていることもあり、はためかないモード。
 ▽11:23 同門のブラウン(米国)もまじえ、コーチ陣と話し合う。
 ▽11:25 4回転トーループの着氷が乱れる。オーサー・コーチと会話。
 ▽11:26 4回転トーループ―オイラー―3回転サルコーを決める。
 ▽11:27 リンクを漂う。その後、トリプルアクセルに成功。
 ▽11:28 ゆっくりと滑った後にスピードを上げ、3回転ルッツを跳ぶ。
 ▽11:29 ドリンクを飲み、3回転ルッツを跳ぶ。
 ▽11:30 3回転ルッツを跳ぶ。
 ▽11:31 再びジャージーを脱ぎ、オーサー・コーチに手渡す。ルッツの踏み切りを確認。
 ▽11:32 ルッツの回転が抜ける。リラックスのためか、両手を広げて小刻みに振る。
 ▽11:34 ルッツの回転が抜ける。両手を腰に当てた後、右手で頭をかく。
 ▽11:35 4回転ルッツの軌道に入ったが、跳ぶのをやめる。その後は3回転ルッツ。
 ▽11:36 ルッツは1回転に。右ブレードに付着した氷を取り除く。
 ▽11:37 ルッツは2回転に。
 ▽11:38 オーサー・コーチとブリアン・コーチの話に耳を傾ける。その後、4回転ルッツで転倒。
 ▽11:40 ルッツは1回転。両手を腰に当ててリンクを漂う。
 ▽11:41 4回転ルッツの着氷が乱れる。自らに何か声をかけ、踏み切り位置を指さす。
 ▽11:42 4回転トーループ転倒。苦笑いを浮かべる。
 ▽11:43 トーループの4―3回転を決める。
 ▽11:44 白ジャージーを着て、ブリアン・コーチと話し込む。ジャージーの前は閉めて、はためかないモード。
 ▽11:46 じっくりと滑る。その姿をウィルソン・コーチが見つめる。
 ▽11:48 クリケット組の羽生、ブラウン(米国)、車俊煥(韓国)の3人が同じ動きでクールダウンを始める。3人で話し合う。
 ▽11:49 羽生を先頭にクリケット組の3人が一列になり、丹念にスケーティング。
 ▽11:50 公式練習が終了し、3人がリンク中央でお辞儀。羽生はセンター・ポジション。手を振り合い、3人仲良くコーチ陣の元へ行ってあいさつ。羽生は左足からリンクを降り、両手で氷に触れた。
 ▽11:51 オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを羽生に渡す。
 ▽11:59 小走りで選手バスに乗り込む。
 ▽12:01 選手バスが会場を出発した。

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