東京五輪陸上短距離の出場種目数制限検討 高平氏「良い議論はできた」

[ 2020年2月8日 05:30 ]

 20年東京五輪の陸上短距離で日本陸連が個人の出場種目数の制限を検討していることについて、強化委員会とアスリート委員会が7日、都内で意見交換した。アスリート委員会からは高平慎士氏らが出席。会合後に取材に応じた高平氏は「良い議論はできた。(陸連の)方針としては理解できる。そこをしっかり説明してほしい」と話した。

 陸連の麻場一徳強化委員長は「シーズン前に方針を決めないと」とし、結論については3月に行われる理事会で要項案を提出するという。種目制限を巡っては、昨年12月の理事会で陸連側が男子400メートルリレーで金メダルを狙うため、個人に対して100、200メートルどちらか1種目のみの出場とする制限を設ける方針を示していた。

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2020年2月8日のニュース