柔道界にも新型肺炎余波 中国勢出場取り止めに井上監督「同じ土俵で」

[ 2020年2月5日 10:58 ]

GSパリ大会出発前に取材に応じる井上康生監督
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 柔道男子日本代表の井上康生監督(41)が5日、東京五輪選考会の一つであるグランドスラム(GS)パリ大会(8、9日)のために成田空港から出発。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、今大会に出場ができなくなった中国勢に思いを寄せた。

 国際柔道連盟(IJF)は2日、中国のフランス大使館が業務を停止し、ビザを発給できないとして、中国選手のGSパリ大会出場を停止すると発表した。こうした状況に同監督は「中国チームが出場できないのは残念なニュース。今後、中国チームが同じ土俵に乗って、東京五輪の出場権を争えるような環境が整うのを願っている」と話した。

 選手を預かる身として、体調管理に気をもむ立場でもある。この日も井上監督をはじめ、全選手、全スタッフがマスクを着用して空港に到着。断りを入れた上で、マスク着用のまま取材に応じた同監督は「手洗い、うがい、マスク。できる範囲で対策はしているが、防ぎきれるかと言われれば、疑問もある。なかなか難しい問題だが、できる範囲で最善を尽くしたい」と話した。

 大会は各階級の2番手以下の選手がエントリー。東京五輪代表代表争いの1番手の選手は、今月下旬のGSデュッセルドルフ(ドイツ)大会(21~23日)に出場するとみられる。井上監督は「パリとドイツ(の大会の結果)次第で五輪代表が決まる。パリ出場の選手は、置かれた立場を理解して準備してきていると思う」と奮起に期待した。

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