「大相撲オリパラ場所」開催発表!鶴竜、英語でスピーチ 全力士による“おもてなし”PR

[ 2020年2月5日 05:30 ]

東京2020オリンピック・パラリンピック場所会見で力士会会長として英語でスピーチする鶴竜 (撮影・西川祐介)
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 日本相撲協会は4日、東京五輪とパラリンピックの間となる8月12、13日の両日に東京都墨田区の両国国技館で「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」を開催すると発表した。幕内トーナメントのほか、土俵入りや稽古も実施。場内放送は日本語と英語で行い、手話による説明も行う。また、土俵周辺には車いす席も準備。外国人や障がい者らに伝統文化である大相撲を発信し、理解を深めてもらうのが目的となる。

 国技館での会見に出席した力士会会長の横綱・鶴竜(34=陸奥部屋)は、外国人メディアも注目する中で「全力士が全力で取り組み、皆さまを“おもてなし”したいと思います。世界中より多くの方がお越しになることを心よりお待ち申し上げます」と流ちょうな英語でスピーチした。

 入場券販売などの詳細は今後発表されるが、各日約7000人の来場を見込む。夏巡業は見送り、協会は総力を挙げて2020大会に協力する構えだ。八角理事長(元横綱・北勝海)は「日本の文化がこれまでになく注目を集めることになる。日本の文化・伝統である大相撲を体感していただければ幸いです。土俵入り、四股の意味を知ってほしいと思います」とPRした。

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