ウィザーズが東地区全体首位のバックスに完敗 最大32点差 バックスは9連勝

[ 2020年1月29日 12:35 ]

バックスのイリヤソーバとロペスをかわしてシュートに持ち込むウィザーズのビール(AP)
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 NBAウィザーズは28日にロード4連戦の最終戦を敵地ミルウォーキーで迎え、東地区全体首位のバックスと対戦。131―151(前半63―88)で敗れて15勝31敗となった。第2Qの8分2秒に最大32点差(48―80)をつけられながらも反撃。第4Qの中盤で7点差まで詰め寄ったが、チームワーストとなった前半での失点があまりも大きかった。

 八村塁(21)は21試合連続で欠場。ブラドリー・ビール(26)がフィールドゴール(FG)を31本中13本(うち3点シュートは9本中4本)、フリースローを18本中17本成功させて今季自己最多の47得点を稼いだものの、26日のホークス戦に続いて相手に150点以上を許して連敗を喫した。
 
 ウィザーズは22日にマイアミ、23日にクリ―ブランド、26日にアトランタで試合を行い、バックス戦が移動総距離が5200キロにおよんだロード4連戦の最終戦。30日のホーネッツ戦からは地元ワシントンDCで6連戦が組まれており、このどこかで八村が復帰すると見られている。

 24日にフランス(パリ)でリーグ初の公式戦(対ホーネッツ)を行ったバックスは中3日での試合で、9連勝を飾って41勝6敗。昨季MVPのヤニス・アデトクンボ(25)は右肩を痛めて欠場したが、W杯中国大会の米国代表だったフォワードのクリス・ミドルトン(28)が7本の3点シュートなどで自己最多の51得点(従来の記録は43得点)と10リバウンド、ガードのエリック・ブレッドソー(30)も今季自己最多の34得点と10アシストを稼いでチームを引っ張った。フリースローはこの2人だけで22本すべてを成功。一度もリードを許さない「Wire to Wire」でウィザーズを退けた。

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