フェデラー4強 マッチポイント7度しのぎ 3時間31分激戦フルセット制す

[ 2020年1月29日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第9日 ( 2020年1月28日 )

4強入りを決めたフェデラー(AP)
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 28日に行われた男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(38=スイス)は世界ランキング100位のテニース・サンドグレン(28=米国)に6―3、2―6、2―6、7―6、6―3で競り勝ち2年ぶりに4強入りを果たした。

 女子シングルス準々決勝は第1シードのアシュリー・バーティ(23=オーストラリア)が昨年準優勝で第7シードのペトラ・クビトバ(29=チェコ)を7―6、6―2で下し、初の4強入りを決めた。(メルボルンパーク・木本 新也)

 フェデラーがフルセットにもつれた3時間31分の激戦を制し、優勝した18年以来2年ぶりに4強入りした。27本のサービスエースを浴び、ウイナー(決定打)の数も相手の73を大きく下回る44。第2セット途中で股関節に違和感を覚えた影響もあり、格下に大苦戦した。第4セットで7度の相手マッチポイントをしのぐ薄氷の勝利。「相手のサーブが良くてチャンスをつくることが難しかった」と振り返り、股関節については「(準決勝までに)回復すると思う」と視線を上げた。

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2020年1月29日のニュース