新十両昇進の翠富士 春場所へ意気込み、筋トレ励む小兵「最低限勝ち越したい」

[ 2020年1月29日 16:29 ]

新十両昇進が決まった翠富士
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 大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議で新十両昇進が決まった翠富士(23=伊勢ケ浜部屋)が29日、東京都墨田区の伊勢ケ浜部屋で会見に臨んだ。近大を中退して2016年秋場所に初土俵を踏み、約3年半で関取の座をつかみ、「目標は2年半で上がることだったが、なんだかんだ順調に上がって来られた」と喜びを口にした。

 東幕下4枚目で十両昇進のチャンスだった昨年九州場所は2勝5敗に終わった。「関取になるチャンスだったが、それができるような努力をしていなかった」という。そこからさらに精進すると、東幕下12枚目だった九州場所は6勝1敗。自己最高位の東幕下2枚目まで上がった初場所は黒星発進だったが、そこから巻き返して5勝を挙げた。「2連敗する初夢を見たので、最初に負けてウアーッと思った。4勝じゃ分からないと言われていたので、あと一番浮かれないで集中した。本当にホッとした」と振り返った。

 日本相撲協会のプロフィルでは、身長1メートル71・5、体重100・5キロ。本人いわく「朝起きると171で、夜は169ぐらいと波がある。体重は107キロ」という小兵力士だ。俊敏な動きが持ち味だが、大きな相手に対抗するためにトレーニングで筋力アップに努めてきた。トレーニングには安治川親方(元関脇・安美錦)に付き添ってもらい「見られていないと抜くところがあるので、安治川親方にしっかり見ていただいて良かった」と感謝した。

 自分の相撲については「照強関の出足はないし、炎鵬関のような切れもない。2人の中間のような相撲」と捉えている。新十両となる春場所に向け「近大を途中でやめたが、(大阪は)第2のふるさと。最低限勝ち越したい。真正面から当たって自分の相撲を取れるように、ビビらず若い相撲を取っていきたい」と抱負を述べた。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「最近は立ち合いも強くなって、(十両に)行けるかなと思っていた。(体を)大きくすれば立ち合いももっと当たっていける。そうなれば幕内も狙っていける」と期待を込めた。

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