ウィザーズ指揮官 八村不在に「ケガ人が何人いようと、残った選手たちで勝ちにいく」

[ 2019年12月19日 12:29 ]

ウィザーズを率いるブルックス監督(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は18日、本拠地ワシントンDCで行われたブルズ戦をメンバー外となり欠場。16日のピストンズ戦で鼠径部(そけい)を負傷したためで、開幕からの連続先発は25試合でストップした。26日のピストンズ戦まで計5試合を欠場する見込みで、20日からのアウェー4試合はチームにも同行しないという。試合は延長の末に109―110で敗れ、チームは8勝18敗となった。

 試合前、スコット・ブルックス・ヘッドコーチ(54)が八村についてコメントした。

 ――今日のメンバーは。
 「塁はもちろん欠場だ。すでに発表されたとおり、5試合は欠場して、その後に再診断を仰ぐことになる。今日はDB(ダビス・ベルターンス)が代わりに先発出場する」

 ――八村の状態は思ったよりも悪かったのか。
 「いや。塁は5試合終了後に再診断を受ける。その時までには状況がより明らかになっているだろう。塁はとても良いプレーをし始めていたところだし、チームもグリズリーズ戦以外は競った試合をしていただけに残念だ。5試合は様子を見ておかなければいけない」

 ――どう穴埋めしていくか。
 「今季は多くのケガ人が出ている。今朝、誰が離脱しているかを思い出してみなければいけなかったくらいだ。ジョン・ウォールがシーズンを通じて離脱していることを忘れそうになってしまうくらい、本当にケガ人が多い。しかし、毎試合で勝利のチャンスがあると信じられている。ケガ人が何人いようと、残った選手たちで勝ちにいく。勝利は保証されないが、勝ちにいく努力を保証することはできる。今の私たちは多くのポジションで層が薄くなっているが、その分、他の選手たちが機会を手にする。スコフィールドや、(Gリーグから上がってきた)AP(アンジェス・パセチニクス)もプレー時間を得るかもしれない。トロイ(ブラウン)にも良いプレーをしてもらう必要がある」

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2019年12月19日のニュース