東海大 箱根連覇へ 前回MVPの小松アンカー志願「優勝のゴールテープ切りたい」

[ 2019年12月19日 05:30 ]

第96回箱根駅伝 来年1月2日号砲

ランニングで汗を流す東海大・小松(撮影・郡司 修)
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 来年1月2、3日に行われる第96回箱根駅伝で2連覇を狙う東海大が18日、神奈川県平塚市の湘南キャンパスで会見を行った。前回大会8区で逆転優勝への快走を見せ金栗四三杯(MVP)を獲得した小松陽平(4年)は、10区アンカーを志願。優勝翌日の新聞1面がMVPの小松よりもアンカーの郡司陽大(4年)だったことに“リベンジ”を誓う目立ちたがり屋が、連覇のゴールテープを切る。

 前回大会MVP男が、指揮官を前に希望区間をアピールした。「走りたいのは10区。優勝のゴールテープを切りたいです」と大勢のメディアの前で意気込みを語った。

 3大駅伝デビュー戦となった前回の箱根で、MVPを獲得。しかし、翌日の新聞1面や陸上雑誌の表紙を飾ったのは、小松の思惑とは違い、10区でガッツポーズを決めながら初優勝のゴールテープを切る郡司だった。「郡司は凄く目立っていて正直うらやましかったです」と苦笑いした。

 熱望するアンカーに向けて仕上がりは順調だ。10月の出雲駅伝は出場できなかったが、11月の全日本大学駅伝1区に出場し区間3位と好走して16年ぶり2度目の優勝に貢献。両角速(もろずみ・はやし)監督(53)も「箱根のあとはどうなるかと思ったが、この時期にしっかり合わせてきている」と高く評価する。小松は「箱根駅伝が近づくこの時期になるとテンションが上がる」とお祭り男の準備は万端だ。

 1月のMVP獲得後は「箱根から世界へ」を体現した。3月には世界クロスカントリー選手権(デンマーク)日本代表に選出された。実業団所属の代表選手たちの意識の高さにも感化され、今季は体のケアにも人一倍気をつけた。昨年は夏に左足首を捻挫したが、今年は故障ゼロ。これまで出場した2つの駅伝はいずれも優勝している男は「2年連続のMVPよりも、目立つ10区です」。トップで大手町に飛び込むイメージは出来上がっている。 

 ◆小松 陽平(こまつ・ようへい)1997年(平9)11月2日生まれ、北海道札幌市出身の22歳。東海大四(現・東海大札幌)時代はインターハイ1500メートル、5000メートルに出場。趣味は舞台観賞。自己ベストは1万メートル28分35秒63。ハーフマラソン1時間3分7秒。19年世界クロスカントリー選手権日本代表。1メートル72、53キロ。

 【前回大会の東海大】1区(21.3キロ)を6位でスタート。4区(20.9キロ)で館沢が2位に上げ、5区(20.8キロ)で西田が首位の東洋大を猛追するが1分14秒差の2位でゴール。復路は8区(21.4キロ)でトップを走る東洋大と4秒差でたすきを受けた小松が14キロすぎにスパートを仕掛けて逆転。往路、復路ともに2位ながら総合で初優勝。

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