東関親方通夜に550人 41歳で死去、元幕内潮丸 元高見山「もう少しいてほしかった」

[ 2019年12月19日 05:30 ]

笑顔の遺影が飾られた東関親方の祭壇
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 大相撲の元幕内・潮丸で、13日に血管肉腫のため41歳の若さで死去した東関親方(本名佐野元泰=さの・もとやす)の通夜が18日、東京都葛飾区の東関部屋で営まれた。祭壇には昨年2月の部屋落成パーティーの際の笑顔の遺影が飾られ、師匠だった元関脇・高見山の渡辺大五郎氏ら、弔問に訪れた約550人が早過ぎる別れを惜しんだ。

 葬儀委員長を務めた日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は「まだ41歳と若く、高砂一門の後輩としても、とても残念に思います。先代から部屋を引き継いで、これからというときでした。生前の功績をしのび、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と故人を悼んだ。渡辺大五郎氏は「残念。もう少しいてほしかった」と悲しみに暮れた。

 関係者によると、東関親方が現役時代に付け人を務めた元横綱・曙も昼ごろに弔問に訪れた。戒名は「大優院東元泰善居士(だいゆういんとうげんたいぜんこじ)」。19日正午から同所で葬儀・告別式が営まれる。

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