川淵三郎氏 東京五輪・パラリンピック選手村村長に 副村長には小谷実可子さんら

[ 2019年12月19日 17:32 ]

川淵三郎氏
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、選手村(中央区晴海)の村長に元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(83)が就任したと発表した。選手村村長は各国選手団の入村式で歓迎スピーチを行うなどの役割がある。村長代行は76年モントリオール五輪柔道金メダリストで国際柔道連盟理事の上村春樹氏(68=講道館館長)が務める。

 サッカー元日本代表の川淵氏は1964年の東京五輪に出場。引退後はプロリーグ発足に尽力してJリーグ初代チェアアマンに就いたほか、Bリーグ創設など日本バスケットボール協会の改革にも取り組んだ。組織委の森喜朗会長は19日の理事会で「我が国のスポーツ界をけん引してきた」と理由を説明した。

 また、五輪選手村の副村長には小谷実可子さん(日本オリンピック委員会理事、88年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダル)、斎木尚子さん(日本ラグビー協会理事)、滝沢正光氏(日本競輪選手養成所所長)、田口亜紀さん(日本パラリンピアンズ協会副会長)、富山英明氏(日本レスリング協会副会長、84年ロサンゼルス五輪金メダル)の5人が就任。パラリンピック選手村の副村長を大日方邦子さん(日本パラリンピアンズ協会会長)、斎木さん、滝沢氏、田口さん、根木慎志氏(日本パラリンピアンズ協会副会長)の5人が務めることも発表された。

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2019年12月19日のニュース