白鵬が1敗守り単独トップ 7人いた1敗力士は6人が敗れる珍事 カド番・高安は4敗目

[ 2019年11月15日 17:54 ]

大相撲九州場所6日目 ( 2019年11月15日    福岡国際センター )

<九州場所6日目>上手投げで明生を破る白鵬(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 大相撲九州場所6日目は15日、福岡国際センターで行われ、横綱・白鵬が初顔合わせの平幕・明生を退け5勝目。1敗を守り、結びの一番を締めた。明生は2敗に後退。

 結びの一番。仕切り直しの立ち合いで白鵬が左で張ると、明生が足を滑らせ、そのまま上手出し投げ。一瞬で勝負を決めた。

 大関復帰の貴景勝は平幕の玉鷲と対戦。持ち味の強烈な当たりと押し込む相撲が見られず、玉鷲に屈して3敗目。カド番の大関・高安は妙義龍に寄り倒しで敗れ、早くも4敗目となった。2場所連続優勝と大関獲りを狙う関脇・御嶽海は、宝富士に寄り切られ4敗目を喫した。

 前日5日目で全勝がいなくなるのは01年秋場所以来で、7人が1敗で並んだが、この日は明生、朝乃山、炎鵬、佐田の海、豊山、正代の6力士に土がつき、白鵬だけが1敗をキープした。

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月15日のニュース