ウィザーズが東地区最下位に転落 ニックス勝利で順位逆転 クリッパーズではジョージが復帰

[ 2019年11月15日 15:17 ]

今季初出場を果たしたクリッパーズのジョージ(AP)
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 NBAは14日に各地で6試合が行われ、ニックスは地元ニューヨークでマーベリクスを106―103(前半58―43)で振り切って3勝9敗。同点で迎えた残り13・4秒、この日20得点のマーカス・モリス(30)が5本目の3点シュートを成功させてこれが決勝点となった。

 ニックスの勝率は・250。この結果、試合のなかったウィザーズ(2勝7敗)が東地区全体の最下位に転落した。ウィザーズの勝率(・222)を下回っているのは西地区全体最下位のウォリアーズ(2勝10敗=・167)だけ。ウィザーズは15日に敵地ミネアポリスでティンバーウルブスと対戦し、勝てば最下位から脱出できる。

 昨季サンダーでリーグ2位の平均28・0得点を挙げながら右肩の故障で出遅れていたクリッパーズのポール・ジョージ(29)は敵地ニューオーリンズで行われたペリカンズ戦で今季初出場。24分のプレータイムで33得点と9リバウンドを稼いだがターンオーバーも5回と多く、新天地初戦は127―132(前半59―72)で敗れた。オフにジョージとともに移籍してきた前ラプターズのカワイ・レナード(28)は休養で欠場。大物コンビの同時出場は先送りされた。

 昨季のMVPとなったバックスのヤニス・アデトクンボ(24)はブルズ戦で38得点と16リバウンドを記録。開幕から全11試合でダブルダブルを達成し、30得点+10リバウンド以上の試合は歴代4位に並ぶ6試合連続となった。

 なおトレイルブレイザーズは昨季ロケッツで10試合に出場したあと、約1年間プレーしていなかったフォワードのカーメロ・アンソニー(35)と保証額なしの契約を締結する見込み。トレイルブレイザーズはここまで4勝8敗と苦戦していた。

 <14日の結果>

ヒート(8勝3敗)108―97*キャバリアーズ(4勝7敗)
*ペリカンズ(3勝8敗)132―127クリッパーズ(7勝5敗)
*バックス(8勝3敗)124―115ブルズ(4勝8敗)
*ニックス(3勝9敗)106―103マーベリクス(6勝5敗)
*サンズ(7勝4敗)128―112ホークス(4勝7敗)
*ナゲッツ(8勝3敗)101―93ネッツ(4勝7敗)

 *はホームチーム

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2019年11月15日のニュース