シーホークスが延長で劇的勝利 49ersは開幕9戦目で初黒星

[ 2019年11月12日 14:29 ]

延長で決勝のFGを成功させて雄叫びをあげるシーホークスのマイヤース(AP)
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 NFLは11日にカリフォルニア州サンタクララで第10週の残り1試合を行い、NFC西地区2位のシーホークスが延長(10分間)の末に地元で同首位の49ersを27―24(前半7―10、延長3-0)で下して7勝2敗。延長残り4秒からのプレーで、ジェイソン・マイヤース(28)が42ヤードのFGを決めてチームを3連勝に導いた。

 49ersは9戦目で今季初黒星。延長残り3分10秒で新人キッカーのチェイス・マクローリン(23)が47ヤードのFGを失敗して勝機を逃した。チームをここまでけん引してきたQBジミー・ガロッポロ(28)は248ヤードと1TDをパスで稼いだが、5度のサックを浴びるなど苦闘。守備陣が踏ん張って接戦に持ち込んだが、あと一歩およばなかった。

 49ersは10―21で迎えた第4Q2分48秒、QBサックからLBのディフォレスト・バックナー(25)が12ヤードをリターンしてTD。2点コンバージョンも成功させて3点差に迫った。その6分後にはマクローリンが39ヤードのFGを成功。試合を振り出しに戻した。残り1分48秒、シーホークスのマイヤースに46ヤードのFGを決められて再び3点差を追う展開となったが、残り6秒にマクローリンが47ヤードのFGを入れ返して延長に突入。しかし延長では同じ距離のキックを外してシーホークスに反撃の機会を与えてしまった。

 これで今季のNFLでは無敗のチームが消滅。1敗は49ersとペイトリオッツ(8勝)の2チームで、パッカーズ(8勝)、レイブンズ、セインツ、シーホークス(各7勝)の4チームが2敗で続いている。

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