中島イシレリ 23年W杯出場へ意欲「出られるように」 第二の故郷&母校を訪問

[ 2019年11月12日 15:11 ]

母校の流通経大を訪れた日本代表プロップの中島(下段中央)は記念撮影
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 ラグビーW杯日本大会で史上初の8強入りを果たした日本代表のプロップ中島イシレリ(30=神戸製鋼)が12日、茨城県龍ケ崎市役所と同市内にある母校・流通経大を訪問した。

 市役所では約200人の祝福を受け、同市の特別功労賞を受賞。トンガから来日し、大学4年間を寮で過ごした地の空気を吸った中島は「田舎の方が好き。トンガもそう。静かでリラックスできる」と話した。「この街で僕のラグビー人生が始まった。今までの応援してくれたので感謝したい」と実感を込め、「次のW杯(フランス大会)までラグビーを盛り上げたい。僕もW杯が好き。弱いところを強くして、出られるように頑張りたい」と新たな誓いを立てた。
 流通経大ではラグビー部の後輩をはじめ、学生や職員らが300人ほどが集結。おなじみの独特のかけ声「イヤボイ!」と叫ぶと、後輩たちから“イヤボイ・コール”がわき起こった。質問コーナーでは、No・8とプロップどちらがいいか問われ「監督が決めるが、プロップが好きになってきた」と回答。今後の目標は「…考えてなかった。明日考えます」と天然発言で笑いを誘い、好きな女性のタイプは「奥さん」と答え、その名前は「イヤボイ」と照れ隠ししていた。
 中島に同行した流通経大ラグビー部の内山達二監督は「体が引き締まって、精悍になった。社会人になって、ブラッシュアップされた」と教え子の成長に目を細めていた。

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2019年11月12日のニュース