宇良 危なげなく白星も「緊張する」 理由は「この地位だと…」

[ 2019年11月12日 10:26 ]

大相撲九州場所3日目 ( 2019年11月12日    福岡国際センター )

<相撲、九州場所2日目>北島を破り引き揚げる宇良(撮影・中村達也)
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 元幕内で右膝前十字じん帯断裂から5場所ぶりに復帰した西序二段106枚目の宇良(27=木瀬部屋)が2番相撲も危なげなく勝った。東序二段108枚目の北島(19=朝日山部屋)に頭から当たり、すぐに左からの突き落としで転がした。順当勝ちに「冷静に落ち着いて相撲を取っていると思う」と淡々と振り返った。

 初日の1番相撲と同様に、相撲を取るまでは緊張感があった。「初日に相撲を取って、緊張する必要はないと思いながらも緊張する」。それは「関取の時の緊張感とは違う」という。「この地位だと相撲を取るのが難しい。加減が分からない。思い切り行って自爆ということも考える。意識しない方がいいんでしょうけど」と実力者なりの悩みを抱えて土俵に上がっている。

 分厚いサポーターが巻かれている右膝は「怖いですね」と依然として恐怖感はある。「だからこそ自分の形を決めて、徹した相撲を取ること。勝ち負けよりも、そっちを意識している」という。

 真剣勝負にはケガが付きもの。幕内・友風が右膝を負傷した2日目の取組を見て「痛そうだった」と心配せずにはいられなかった。同じく膝の負傷で番付を下げながら、関取復帰が間近となった幕下・千代の国については「(幕下優勝した)先場所見て感動した」という。その一方で「自分は自分。手術もリハビリも自分のやり方」と言い切る。多彩な技を持つ人気力士は、黙々と復活の道を進んでいく。

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