【荒磯親方 真眼】白鵬撃破、大栄翔の動きには全て意味があった

[ 2019年11月12日 08:00 ]

大相撲九州場所2日目 ( 2019年11月11日    福岡国際センター )

<九州場所2日目>白鵬を押し出しで破った大栄翔(撮影・中村達也)
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 白鵬を破った大栄翔は我慢して当たっていました。これまでは無駄に手数が多く空打ちのようなところがあったのですが、やるべき手がしっかり出ていました。相手にとっては、残そうとしたところであるべきはずのない突きが出るとリズムが崩れて残せないもの。大栄翔は全て意味のある動きで、集大成の相撲でした。体の厚さ、腕周りの太さも1年前とは全く違います。筋トレで大きくなったのではなく、まさに稽古のたまもの。うまくはまりました。

 心配だったのは貴景勝です。初日もそうですが、いつもより頭を下げて当たっています。おなかで押して下から上に持ち上げるのが貴景勝の本来の相撲。一番力が出る部分は今日の当たりのところではないはずです。押し込めなくていなして、また頭をつけようとしてまわしを取られ、負の連鎖となりました。しっかり腰を割って下から上へという意識が必要だと思います。(元横綱・稀勢の里)

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