オリンピアンズ“3度目の正直”歓喜の初V!五輪景気付け、一足先に栄冠

[ 2019年11月12日 05:30 ]

スポニチ主催第62回オールスポーツマンゴルフ ( 2019年11月11日    埼玉県 久邇CC=東コース3154ヤード、女性2820ヤード、西コース3153ヤード、女性2821ヤード、北コース3147ヤード、女性2771ヤード、パー72 )

団体の部で優勝してガッツポーズするオリンピアンズの(左から)横山謙三、結城昭二、黒岩敏幸、大澤明美、川崎努
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 62回目を迎えた伝統の大会に34団体(団体戦は29団体)146人が参加し、新ペリア方式による熱戦を繰り広げた。団体戦は五輪出場経験者で構成されるオリンピアンズが、3回目の出場で初優勝。個人戦は水泳の斉藤雅文(70)がグロス82、ネット70で制し、水野健次郎杯を獲得。65歳以上の選手が対象の高石真五郎杯も斉藤が獲得し2冠を達成した。

 来年の東京五輪に向けて、レジェンドたちが弾みをつけた。結果発表でチームの優勝を知ると、5人で手を取り合い「おおっ!」と歓声を上げて、喜びを爆発させた。加入が承認されて3年目。1年目14位、2年目19位だったオリンピアンたちは“三度目の正直”で令和初代王者の栄冠をつかみ取った。

 個人、シニアともに2位で、チームを勝利に導いた76年モントリオール五輪男子バスケットボール代表の結城昭二(69)は「この賞とは今まで無縁だったから、興奮している」と満足げな表情を浮かべた。ショートトラックの92年アルベールビル五輪男子5000メートルリレーで銅メダルを獲得した川崎努(50)は、東コースの8番で池ポチャから打ち直しの3打目を直接カップイン。「ミラクルショットでした」と自賛した。

 同じ92年冬季五輪のスピードスケート男子500メートル銀の黒岩敏幸(50)は初出場。個人8位で優勝にも貢献し、「スポーツマンの人たちがこれだけ集まって、東京五輪への思いは一つ。成功を導く要因の一つになると思う」と五輪本番への思いを口にする。チームの紅一点で、98年長野五輪カーリング代表の大澤(旧姓・丹羽)明美(46)は「オリンピアン全員一丸となって来年に向けてサポートする。ONE TEAMになれるように」と話した。

 ≪斉藤2冠達成「人生70年、一番うれしい」≫個人戦とシニアの2冠を達成した斉藤は「夢にも思わなかった。人生70年、今日が一番うれしい」と笑顔が止まらなかった。
 出場12度目で初めての個人タイトル。グロス82、ネット70.0の成績に「大きいミスをしなかったことことが良かった」と勝因を挙げた。スピードスケート銀メダリストの黒岩敏幸と一緒にラウンド。「黒岩さんのドライバーは打ったら落ちてこないから凄い。でも、私の方が(スコアは)上だった。これがゴルフだなと思った」と振り返った。
 個人タイトルの連覇が懸かる来年は、千葉県水泳連盟の会長として東京五輪に出場する選手のサポートに徹するつもりだ。「千葉からもオリンピアンを出せるよう応援していく」と意気込んだ。

 ≪木下ベスグロ!≫初出場のJGA(日本ゴルフ協会)・木下がグロス75、ネット70・2でベストグロスに輝いた。ナショナル強化委員や五輪競技対策本部統括コーディネーターなどを務めており、ナショナルチームのジョーンズ・ヘッドコーチから選手に出されている「上りは(左右傾斜のない)ゼロラインにつける」などの指示を忠実に実践。パフォーマンスを下げないためラウンド中も軽食を取り「渋野(日向子)さんのまねをしました」と“スマイリングシンデレラ”に負けない笑顔を見せていた。

 ◆オールスポーツマンゴルフ 日本の主要スポーツ団体の代表が一堂に会しスポーツ界全体の発展を目指すために創設された大会。第1回は1958年(昭33)に大箱根CCで開催され、13団体、22チームの81人が参加した。
 

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