暴言問題の笠りつ子に厳重注意処分&新人セミナー3日間の受講義務付け

[ 2019年11月12日 16:52 ]

笠りつ子
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 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は12日、「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の大会期間中に問題発言をしたとされる笠りつ子(31=京セラ)に対し、厳重注意したと発表した。同協会は11日に懲戒諮問委員会及び理事会を開催。この日午前10時に、小林浩美会長が浅田理事同席のもと通達した。また笠には、新人セミナー3日間の受講も義務づけた。

 同協会によると、笠からは15日開幕の伊藤園レディースまでの出場を自粛する申し出があり、それを受理したという。今回の件に伴い、再発防止策として、ツアー出場選手に最低でも年1回は「マナー、言葉遣い等の品位に関する講習会を実施する」としている。

 笠は大会期間中にゴルフ場の浴室でストレッチをしようとした際、備品のタオルがなかったことから貸し出しを求めた。だがゴルフ場側は近年、選手がストレッチなどを行った後に持ち帰るケースが相次いでいたため今年は貸し出しをやめていた。笠は一日だけでもと食い下がったが断られ「頭が固い」「死ね」などの暴言を浴びせたという。同協会は第3者委員会を立ち上げて調査したが、事実関係などは公表しなかった。

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