記録で見る渋野の快挙 米女子ツアー初戦での「1勝目」は史上初! 2121試合目の奇跡

[ 2019年8月5日 17:20 ]

「スマイリング・シンデレラ」として海外のメディアの注目を集めた渋野日向子(AP)
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 渋野日向子(20=RSK山陽放送)は海外初戦、そして米女子(LPGA)ツアーの自身初戦でメジャー制覇を達成したが、これは1950年にスタートした同ツアー全体でも過去に例のない“大記録”となった。

 初年度となった1950年シーズンの開幕戦(タンパ・オープン)を除き、プロとして同ツアーのデビュー戦でいきなり勝ったのは1951年7月のイースタン・オープン(ペンシルベニア州)を制したビバリー・ハンソン(米国=当時26歳、2014年に89歳で死去)ただ1人。ただしハンソンはその前年、アマチュアとしてテキサス・オープンに勝っており、プロ初戦ながらイースタン・オープンの優勝は「ツアー2勝目」だった。

 その後、キャリー・ウェブ(オーストラリア=1996年)が米女子ツアーでは2戦目で初優勝を飾っているが、渋野のように「初戦&初勝利」というのは、70年目を迎えた同ツアー史上初めての出来事。最も長く初勝利にかかった試合数としては、1994年のマッコールズ・クラシックを制したキャロリン・ヒル(米国=当時35歳)の「359」という記録もあるだけに、渋野の「1&1」というこれ以上更新することが不可能な超速攻優勝は、ゴルフ界では“永遠の記録”になるだろう。

 1950年のツアー発足の第1戦を除く米女子ツアー全2121試合目で初めて誕生した初陣の選手による頂点初到達。「スマイル」同様、記録もまた価値のある大会になった。

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