【服部道子の目】渋野“動物的な勘”信じバーディー量産

[ 2019年8月5日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン第3日 ( 2019年8月3日    ミルトンキーンズ ウォバーンGC=6756ヤード、パー72 )

全英女子オープン最終日 1番でティーショットを放つ渋野
Photo By 共同

 渋野さんが持っている動物的な勘というか、独特の感性は素晴らしいですね。第3ラウンドの17番から18番ティーに向かう途中。ギャラリーの子供に使い慣れた手袋をプレゼントする場面がありました。新品の手袋は手になじむまで時間がかかります。普通は慣れたグローブをプレー中に渡したりはしません。ましてや次の18番は林にセパレートされた難しいホール。硬い新品のグローブでは、ショットに影響が出る可能性もありました。でも全く気にする様子がなかった。その大胆な行動には、心底驚かされました。

 18番ではピンまで残り160ヤード弱のショットを6Iでピンそばにつけ、バーディーを決めました。打つ前にコーチ兼任のキャディーさんは6Iでは大きいとアドバイスしたそうですが、本人はこれでいくと自分の感覚を信じて迷わず打ったそうです。女子選手は残りの距離の数字に合ったクラブを選択するケースが多いですが、彼女はそういう持って生まれた感覚が秀でている。それがバーディーを量産できているポイントかなと思います。(20年東京五輪日本代表女子コーチ、プロゴルファー)

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