萩野 200自由形19位で予選落ち…代表基準タイム届かず「難しい部分多い」

[ 2019年8月5日 05:30 ]

競泳W杯東京大会最終日 ( 2019年8月4日    東京辰巳国際水泳場 )

<競泳W杯東京大会第3日>男子200M自由形予選を終えた萩野。19位で決勝進出ならず(撮影・西川祐介)
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 男子200メートル自由形予選で、萩野公介(24=ブリヂストン)が1分50秒43の全体19位で敗退した。モチベーション低下を理由に一時競技を離れ、3日の200メートル個人メドレーで168日ぶりにレースに復帰。出場2種目で代表活動の参加条件となるタイムを切れなかった。決勝では松元克央(22=セントラルスポーツ)が1分47秒95で4位。男子400メートル個人メドレー決勝は瀬戸大也(25=ANA)が4分11秒41で優勝。女子200メートル個人メドレー決勝の大橋悠依(23=イトマン東進)は2分8秒80で2位だった。

 予選全体19位。萩野は自己ベストから5秒20遅いタイムで惨敗した。予選3組で、スタートから出遅れて50メートルを5番手でターンすると、その後も伸びなかった。日本代表候補入りの基準タイム1分47秒39に届かず「難しい部分が多い。良いフォームで泳ぎ続けることができない。久しぶりという感じの体。体重を前に前に持っていく良い泳ぎができていない」と首をひねった。

 168日ぶりのレースとなった3日の200メートル個人メドレーは3位。一夜明け「筋肉痛で全身パツンパツンだった」と言う。今大会は「自らの立ち位置を確かめる」舞台と位置付けており「良くも悪くもない感じ。どんな結果であれ、前に進んでいくことに変わりはない」と前を向いた。次戦は9月の茨城国体に出場予定で、200メートル個人メドレーや100メートル背泳ぎにエントリーする見通し。平井コーチは「今までにない前向きな明るさがある。来年、頂点を獲れるように一緒に頑張りたい」と語った。

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